シゴト人 メインイメージ NAKED GUITAR WORKS

シゴト×人 vol.7

NAKED GUITAR WORKS 多田 尚吾さん

浅草に生まれ育つ。高校卒業後に楽器製作専門学校へ入学、4年間製作・修理の技術を学ぶ。
在学中にバンド・アーティストのギター・ベースを製作・修理・調整等を行い、ツアー同行などテックとしての活動を行う。
卒業後、楽器専門店に勤務し主に楽器修理、販売業務を担当。2012年、NAKED GUITAR WORKS を地元浅草にて設立し工房兼店舗をオープンした。


シゴト人 インタビューイメージ NAKED GUITAR WORKS

ネジ一本取った事もなかった

—現在の仕事を始めたきっかけを教えてください。

子供の頃からモノづくりが大好きで図工と体育だけは得意科目でしたね。手に職を付けたいということもあって工業高校に進学しました。
その頃から音楽に興味を持つようになって、友達と一緒に楽器を始めるようになりました。将来を考える時期に差し掛かって初めてギター製作の専門学校があることを知り、親の反対を押し切って進学したんです。
今考えるとギターの構造はおろか、ネジ一本取った事もなかったのによくそんな思い切ったことをしたと思いますね。
専門学校では最初は失敗の連続でしたが、とにかく数をこなして基本的な技術を身に付けるようにしました。知り合いのバンドのローディのようなこともやらせてもらって楽器のメンテナンスを実践する日々を過ごしていました。
卒業後は、楽器店で働くことで接客等の社会人の基本を学びつつお金を貯めて、パートナーとギターリペアのお店を開くことにしたんです。

楽器の医者になりたい

—多田さんにとっての仕事の魅力とは何ですか?

楽器の調整にはもちろん基準となるものがあるんですが、実はあって無いようなものなんですよ。
手の大きさや指の長さ、楽器を構える位置も十人十色で好みの音色だって全然違うので、話を伺いながらカスタマイズしていきます。
その人のためだけの特別なオリジナルの1本を仕上げることが最大の魅力ですね。
お客さんが実際に触った時に「ここに来て良かった」と言ってもらえるような楽器の医者になりたいと思っているんです。

シゴト人 仕事イメージ NAKED GUITAR WORKS

浅草の人情を大事に

—今後の展望についてお聞かせください。

まずは当たり前のことを当たり前にやって、お客さんに安心感を与えられるお店にしたいですね。
もちろん技術面ではスキルを磨く努力を常にしていますが、お客さんとの信頼関係あってこそだと思っています。
実は浅草に工房を開いたのも、この街に残る人情のように人と人との繋がりを大事にしたいと考えているからなんです。
最近は若い人も増えてきましたが、気軽に来てもらえるようなお店づくりをして浅草という街に足を運ぶきっかけを作れればと考えています。

2013年12月


Product & Company Profile

シゴト人 ショップイメージ NAKED GUITAR WORKS

NAKED GUITAR WORKS http://nakedguitarworks.com

NAKED GUITAR WORKS
〒111-0032 東京都台東区浅草3-22-4 1F
TEL & FAX. 03-6795-1034